今の医療は、治療から予防の時代に移ってます。
当院では、病気を未然に防ぐ口腔ケア・予防歯科をおすすめしています。
口腔ケアは、口腔内と全身の健康維持に役立つます。
病気の発症には、病因と環境が大きく影響します。
当院の口腔ケアメニュー
●フッ素の応用
病因を取り除き、環境を改善し、清潔で美しい歯と口腔内を保ち、歯と全身の病気を予防します。
治療終了後によい状態を保つために、メンテナンスをお奨めしています。詳しくはこちらのページから。
口腔ケア・予防歯科
虫歯、歯周病、口臭などの原因となるプラークを歯ブラシで、取り除く事です。
当院では、プラーク染色液を使い歯科衛生士が、歯磨き指導を行います。
きれいに見える歯も |
染めだすと、汚れが |
最近の研究で、口腔内のプラーク内にできるバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊が、呼吸器疾患(院長コラム『肺炎が増えてる!』のページへ)、動脈硬化、心臓疾患、発熱、骨粗しょ症、糖尿病、妊娠トラブル等、全身疾患に関与することが報告されています。
体の健康の為にもプラークコントロールを行いましょう。
院長コラム 『プラークコントロールをしよう!』はこちらのページから
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略です。
歯科衛生士(Professional)が
専用の器具(Mechanical)を使い
歯(Tooth)の
清掃(Cleaning)をすることです。
日々の歯ブラシでは、落とし切れないプラーク、バイオフィルム、歯石、ステイン(茶シブ、タバコのヤニ)などを、歯科医院で、キレイにすることです。歯本来の白さになります。
また歯の表面が平滑になり、新たな汚れも付きにくくなる効果もあります。
PMTC・ブラッシング後に、フッ素ジェルを歯面に塗ります。
フッ素が持つ、歯を強くする効果と、抗菌作用を応用します。
フッ素で強い歯に!
フッ化物濃度950ppm。フッ素ジェル
1.唾液中のフッ素 歯質の脱灰抑制と再石灰促進
2.プラーク中のフッ素 う蝕原因菌に対する酸産制抑制作用
3.歯質とフッ化物の接触 歯質結晶の安定化
実験(Featherstone:Oxford University)によると、0.05〜0.1ppmの濃度のフッ素が、口腔内に存在すれば以上の効果が得られる(3は長い時間が必要)。
よって、フッ素入り歯磨剤で有効に予防するために、いくつかの注意点があります。
歯磨剤の注意点
・歯磨剤中のフッ素濃度 500ppm以上、できたら950ppm
・歯磨剤使用量 0.5g以上 ブラシ部1/2以上
・少量洗口 25ml程の水量で1〜2回軽く洗口
・ソフトペースト 分散性の高いソフトペースト
ブラッシングの注意点
・ブラシッング後の、飲食は控る。
・就寝前が効果的。朝まで有効フッ素濃度が保てる。
・ブラッシング中の唾液・懸濁物の吐出は控える。
・特にダブルブラッシング法が効果的である。
1回目通常の歯磨剤でブラッシング、洗口した後ジェルタイプフッ素で、30秒間口腔内へ、拡散させるようブラッシング。その後洗口を控える。
院長コラム『フッ素を効果的に作用させる歯磨き方法』