歯磨き中にフッ素を効果的に活用するカギは“濃度”と、それを保つ“時間”が必要。
目安は300ppm以上のフッ素濃度を2分以上保つこと。
フッ素300ppmって?
フッ素濃度が1000ppm以下に抑えられている日本の歯磨剤では、お口の中で300ppmの濃度を保つには約1g必要。歯ブラシでの長さ約2p!
使用前の歯ブラシを水で濡らすのも控えたほうが濃度を保つにはイイと思います。
日本で市販されている歯磨き粉の95%はフッ素濃度約1000ppm。
歯磨き粉選びのコツはフッ素濃度よりも、多量の歯磨き粉を2分間無理なくお口の中に保てる低刺激性であること。ミント等の香料がキツすぎると唾液の分泌が増えフッ素の濃度が薄まることも!
最後に洗口、フッ素をお口の中に残すためにも、少量の水で回数を少なくしてください。
もっと効果的なのが、ダブルブラッシング法。1回目通常の歯磨剤でブラッシング・洗口した後、ジェルタイプフッ素を30秒間口腔内へ、拡散させるようブラッシング。そのまま洗口しないで終了。これでハミガキ後も一定時間フッ素濃度が保てます。
2012.6.30広瀬