もし、あなたが掛かるなら
どちらのお医者さんがイイですか?
「どんな病気も治す、お医者さん」
・
「どんな病気にもさせない、お医者さん」
どっち、ですか?
今の我が国の高齢化の進展、疾病構造の変化などを考えると、予防医学は医療の心理であると考えられます。医療サービスは今後、治療から予防に移行していきます。
予防医学を普及させるためには、健康教育とヘルスプロモーション(健康づくりのための社会的支援)が今日的課題になっています。
医学者Wittrock.J.Wは「上流に向え(going upstream)」と主張しています。
つまり、目の前の病気を治療し、失った機能を回復させるだけでは対応できない。
病気の発生する背景を知って、病気が発生しないように対策を講じなければならないということです。
歯科医療でも、厚生労働省が掲げた“8020運動“(80歳で自分の歯が20本)という健康目標があります。この達成のためには、高齢期だけではなく。成人期・学童期・幼齢期からの予防医学が不可欠となります。
積極的に予防歯科を生活に取り入れましょう
2013.3.16 広瀬