東京都中央区の歯医者、八丁堀広瀬歯科医院。ホワイトニング審美歯科予防歯科はおまかせください。八丁堀駅 A5出口徒歩1分


象牙質知覚過敏症Hypersensitive Dentin
知覚過敏とは???   

冷たい水・歯ブラシでの急な痛み!  
いままでは何でもなかったのに、急に冷たい物や歯ブラシの毛先が当たり、「歯がしみる(痛む)」症状が出たら、それは知覚過敏かもしれません。
正式には象牙質知覚過敏症Hypersensitive Dentinといいます。

どうして痛むの??? 痛みの発生機序


象牙細管


クサビ状欠損

  • 露出した象牙質表面の、象牙細管から刺激が通過して、神経が興奮し痛みを感じるからです。

    知覚過敏の主な原因

    ●清掃不良・プラーク 細菌が酸産生して歯を脱灰させる

    ●歯軋り、喰いしばり 過剰な噛み合わせ 歯の結晶が弱くなる

    ●酸の過剰摂取  酸性飲食物の過剰な摂取(炭酸飲料など)頻繁な嘔吐(逆流性食道炎)

    ●歯根部の欠損 クサビ状欠損

    ●歯ブラシの摩耗 粗い研磨剤

    ●その他 プールの塩素!?  歯石付着抑制歯磨剤 ピロリン酸ナトリウム

     

     知覚過敏は生活習慣病!
    最近、象牙質知覚過敏症の患者さんが増えてきています。
    歯肉退縮による根面露出、咬耗・摩耗、酸性飲食物による酸蝕症、ストレス、噛み合せなどが深く関与した知覚過敏は一種の生活習慣病として捉えるべきです

    根面に露出した象牙質

    知覚過敏? 虫歯? ―「診断」が大事!

    長く重度の痛みは知覚過敏でなく虫歯の可能性があります。 両者の見極めのポイントは、痛みの長さ!通常、知覚過敏は「一過性」であり余韻はない。具体的には10〜30秒以内。30秒以上痛みが続く場合は虫歯と思われます。


    治療法

    ☆原因の除去

    原因(プラークの滞留、不正咬合癖、酸性飲料など)を出来るだけ除去。
    原因除去だけで、知覚過敏が軽快することもめずらしくありません。

    ☆「鈍麻」「凝固」「蓋」―3つの治療方法

    知覚過敏の発生機序は、「象牙細管」「刺激(細管内組織液を凝固)」「神経の興奮」 したがって、知覚過敏の治療法は原因により3つの大別される。

    ◎神経を鈍らせる(鈍麻)

    ◎組織液を動かないようにする(凝固)

    ◎象牙細管口の閉鎖(蓋)

     順番に注意! 「鈍麻」→「凝固」→「蓋」

    保険適応 

    症例案内