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院長コラム

舌突出癖と発音障害

舌を出す癖があると上手に発音出来なくなることが!

発音障害の問題点
発音障害とは、話し言葉の中のある決まった音が正しく発音できず習慣化してしまった状態の事を言います。発音障害の大きな問題点はコミュニケーション不良を起因とした挫折感・不安感・疎外感などの心理的な悪影響。

舌を出す癖(舌突出癖)にみられる発音障害
舌突出癖の子供にみられる発音障害は、歯列・咬合による形態的問題、咀嚼・嚥下・舌運動などの機能的問題、発育等の多様な問題が重なって生じると考えられる。
発音障害は母音の誤りと子音の誤りに分けて評価する。
「発音がおかしい」と感じたら、舌の位置・顎の開口量を分析し、構音指導プログラムを作ります。
舌突出癖のある子供で開口傾向にある場合は両唇音(パ行・バ行・マ行)が弱くなります。歯列不正・咬合異常と構音器官の運動能力の低下が重なると発音・構音障害が生じやすくなります。

MFT【口腔筋機能療法】
正しい発音指導をする前に舌の筋力・運動範囲を改善する事が効果的で、構音訓練に先だって、MFT(口腔筋機能療法)を応用した舌運動訓練を実施することにより、正しい構音操作を短期間で習得する場合があります。特に歯間化構音、口蓋化構音、側音化構音はMFTを応用した訓練が極めて有効です。

 

 2014.06.26  広瀬俊


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