東京都中央区の歯医者、八丁堀広瀬歯科医院。ホワイトニング審美歯科予防歯科はおまかせください。八丁堀駅 A5出口徒歩1分


院長コラム

よく噛んで、頭と体のアンチエイジング!

「よく噛むと身体にいい」と昔から言われていますが、それは単に食べ物が消化しやすいからからだけではありません。

よく噛むことには他にもいろいろ良い事があるようです。

生活習慣病の増加は、噛むことが失われた体のリバウンド?!

30~40年前の日本は今ほど豊かではなく、人々の健康意識も今ほど高くありませんでした。
それでも、今より糖尿病などの生活習慣病やガン、鬱、認知症といった病気が多くなかったそうです。
「昔は当たり前だった習慣の中に、今はおろそかになった事が…思い当たるのが噛むこと、咀嚼することでは!」
これは、脳と噛み合せ、咀嚼の関連性を研究している先生が言っていたお言葉です。
御存じのように、最近の日本人の食生活は軟らかくて栄養価(特に糖質・油)の高い洋食が多くなってきました。
「栄養価の問題だけでなく、軟らかい食べ物による咀嚼回数の減少、つまり我々日本人にもともと備わっていた噛むという習慣が失われたことも、現代病の増加に影響を与えてるのではないか?」


 

噛んで!噛んで!アンチエイジング!

一般的に、よく噛むと唾液が良く出て消化を助け、虫歯を防ぐことは知られていますが、唾液には抗酸化作用がある酵素が多くふくまれます。身体の酸化を防ぐ……そうですアンチエイジングに効果があるのです。さらによく噛むことで脳の血流量が増えて神経活動が活発になり鬱、認知症の予防にも注目されています。また良く噛むことで脳にある満腹中枢は満たされ栄養の過剰摂取を防ぎ、肥満や糖尿病の予防にもなります。

もう一つ食事の際に気をつける事は、食事の場を楽しむこと!
「噛むこと」+「楽しい」が脳を活性化させる最強の組み合せ。食べることを楽しむポジティブ精神が健康の基本。
健康のために、何でも噛める健康な口腔状態を維持して、よく噛んで楽しいお食事を心がけて下さい。

 

2014.07.29広瀬俊


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