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院長コラム

根面う蝕予防のためのセルフケア。フッ素の応用

近年、口腔衛生の向上により、高齢者のひとり平均残存歯数が顕著に改善してきています。
統計によると。平成23年で昭和60年に比べ約3倍の歯が残っています。(75歳の平均残存歯数、昭和60年5.4本、平成23年15.8本)
そして、広く知られている、かつてない高齢化社会。高齢者・増×残存歯数・増=高齢者の歯の総数が非常に増えています。
結果、今までとは違う新たな虫歯が増えてきます。それが、根面う蝕と云われる、歯の根に出来る虫歯です。加齢に伴い歯肉が退縮して、歯根が露出します。歯根が露出するのは高齢者になるとやむをえない事です。根面の象牙質は歯冠部のエナメル質に比べ、虫歯の原因、酸に溶解しやすい特徴があり、虫歯になる過程も異なります。結果、虫歯になりやすく、進行も早いのが特徴です。

根面う蝕の予防に、フッ素が有効と様々な研究で照明されています。初期の根面う蝕では、フッ素だけで削ること無く治療が出来ることもあります。年2回程度、高濃度フッ素9000ppmを歯科医院で塗布。セルフケアで、低濃度で安全なフッ素900ppmを応用。
フッ素のう蝕予防効率は、根面う蝕で67%、エナメル質の41%より効果的と報告されています。

セルフケア。ご自宅でのフッ素応用。

  • ●多量の歯磨剤を使う。ブラシ部全部(約2p)
  • ●歯磨剤は、フッ素入りで、刺激の少ないモノ。
  • ●2分間以上、歯を磨く。
  • ●途中で吐出しない。
  • ●ゆすぎは、少量(10ml)で、5秒。
  • ●食後1~2時間は、飲食を避ける。

出来るだけ、フッ素を、濃く、長く、口腔内に留めると効果があります。
よりフッ素を聞かせたい場合は、通常の歯ブラシのあと、フッ素ジェルを、歯面に塗り放置する、ダブルブラッシング法をお奨めします。

これからは、お子さんだけでなく「生涯にわたるフッ化物応用」が、う蝕予防に欠かせません。

2017.01.15 広瀬 俊


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