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全身の健康は、お口の中から
日本は世界一の長寿国。
私達のこの長い人生で、大切な歯を失う原因の一位が歯周病。
現在、日本の成人の約８割が歯周病に罹っていることがわかっています。そして、高血圧や糖尿病と同じく、日々の生活態度が病気のかかりやすいさと関係することから、歯科のでは唯一、生活習慣病の一つに数えられています。
歯周病で歯ぐきが、赤く腫れ、歯が揺れ、噛む時に痛み、また病気が進行して歯を失うと、お口の中の様々な働き、例えば食べ物を噛んだり飲み込んだり、正しい発音での会話、素敵な笑顔づくりがきちんとできなくなります。
日本人の死亡順位は１位がん、以下心臓病、呼吸器疾患、脳血管障害、つまり死因の上位４位までが歯周病に、大きく影響を与えています。
これらのことから、歯周病を治す事、予防する事は、全身の健康を、そして命を守る事につながると考えられています。
「歯周病をしっかり治そう！罹らないようにしよう！」これは、皆様と私達歯科医師にとってとても大切な目標です。
2013.3.3 広瀬
