増える認知症と歯の関係
最近、高齢化社会になり認知症にかかる人が増えて来ています。また将来はさらに増加する傾向にあると云われています。
今後、予備軍まで入れると数百万人になるそうです。
実は認知症は、要介護者となってしまう原因の中でも大きな比率を占めています。
お口の働きで大切な噛むことですが、噛む運動をすることは食事をするだけでなく、認知症予防になる脳への血流量を増加させる効果もあります。
よく噛む人、よく噛める人ほど脳に流れる血液が多くなるのです。
多くの歯を保ってしっかりと噛める人は、歯を多く失った人に比べると認知症の発生率はかなり低くなります。
さらに、高齢者の転倒、骨折も要介護となる大きな原因ですが、これも歯を多く保った人の方が転倒しにくいという報告もあります。
2014.12.04 広瀬