多くの医学者がキュア（治療）からケア（予防）への医療を提唱しています。 予防医学の先進国、アメリカでは60％の人が3月毎の歯科健診を受診されているそうです。 日本では、残念ながら6月毎以内でも約15％しか受診されていないそうです。 中央区が毎年行っている区民歯科健診も無料にもかかわらず、10％ちょっとの方しか受診されていません。
最近の様々な研究で、口腔内の汚れプラークと全身疾患の関連が明らかになって来ています。心筋梗塞、糖尿病、肺炎、インフルエンザ、ヘルペス等の感染……プラークにより罹りやすく重症化します。
当院でも平成15年より口腔ケアとして患者さんに予防歯科を進めており毎月100名を超える方にご利用して頂いています。
国が調査した歯の調査によると平均的な日本人は、50歳過ぎた10年間で約6本の歯を抜歯していると云われています。当院で口腔ケアを続けている方では、70％の方が10年間、抜歯ゼロ。平均10年で1本になっています。口腔ケアの効果が明らかになっています。
「病気を治す」時代から
「病気にならない」時代にしませんか？
積極的に予防歯科を生活に取り入れましょう。 2015.3.30 広瀬
